Evropa Jagellonica

クトナー・ホラで今夏話題の展覧会を見てきました。 14世紀から16世紀にかけて広大な王国を築いたヤギェウォ朝の時代をテーマにした展覧会です。監修者が中世美術の専門家であるだけに、中世中欧の宗教美術の精華が集められています。準備に12年を費やした展覧会は、このあと、ポーランドとドイツを巡回するそうです。有名なところでは、クラナッハ、デューラーの作品が挙げられますが、数々のマリア像、聖人の描かれた板絵など、日本では絶対に見られないものが集められています。展覧会は幼いキリストを肩に担いだクリシュトフの像からはじまり、デューラーの死神の像で終わります。どちらも死をテーマにした作品ですが、私は宗教を中心にした世界観が新しいルネサンスの世界観に変わる様を象徴しているのではないかと考えましたが、他の方の意見をぜひ聞きたいなぁとおもいます。

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