今日の連想

女優の山田五十鈴さんがお亡くなりになりました。山田五十鈴さんの出演されている映画をたくさん見ているわけではないですが、それでも黒澤明監督の「蜘蛛巣城」あるいは「用心棒」を思い出しました。なかでも「蜘蛛巣城」の演技、夫(三船敏郎)に主君を殺せとけしかける場面。私もきっと言うことを聞いちゃうと思うすごみの利いた怖さでした。

黒澤明は、世界的な映画監督ですし、チェコでも人気のある映画監督だと思います。はずかしながら、私はプラハの国立フィルム・アーカイヴではじめて黒澤映画を見ました。

最近のところで、2010年は黒澤監督の生誕100周年の年でした。チェコではこの機会にテレビで監督の映画を放映していたそうです。「七人の侍-Sedm samurajů」、「赤ひげ-Rudovous」などは、たいていのチェコ人が知ってるような気がします。

大女優の死からこんなことを思い出しました。山田五十鈴さんのご冥福をお祈りいたします。

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